血管&血液は肌と密接な関係があります。
血管や血液が若々しければ、お肌も健康的で美しい状態です。
今回は、血液をサラサラにする食べ物と血行促進ヨガ&ツボをご紹介します。
自己紹介:Mikiインストラクター
エステティシャン・エステインストラクター&ヨガインストラクター歴約20年。
ヨガは、30代半ばで何か運動しなければヤバイと思い、運動があまり得意ではなく、体も硬かったのですが、躊躇しながらヨガを始めてみました。肩こりがひどく、体の歪み、片頭痛持ちでもあったので、週1回、必ずレッスンを受け、体を動かすことに。
いろいろのヨガを受けましたが、特に、ルーシーダットンは骨盤調整など体の不調を改善でき、また柔軟性がなくても無理なくレッスンに参加できるので、私にはとても合いました。その後、ルーシーダットンのインストラクターの資格を取得するまで夢中に。
血液の巡りが悪くなると、酸素や栄養素が身体の臓器に行き渡りにくくなり、老化が進んでしまいます。
血液を老化させないためには、必要な栄養素を食事でとること、また、血行促進ヨガ&ツボも一緒に行って下さい。
今回は、
○ 血管について
〇 血液をさらさらにする食べ物
○ 血行促進に効果的なヨガ
○ 血行促進に効果的なツボ
をご紹介していきます。
もくじ:
1.血管について
心臓から押し出される血液は、血管を通って全身を巡ります。心臓から末梢に送り出す動脈と血液を末梢から心臓に送り返す静脈、動脈と静脈をつなぐ毛細血管の3種類に分けられます。
○ 動脈・・・静脈に比べて壁は厚く丈夫で、伸縮性と弾力性があり、断面は円形で、弁はありません。
○ 静脈・・・金組織や弾性繊維は少なく、断面は平たく不正形です。静脈は圧が小さいので、血液の逆流を防ぐための半月状の弁があります。
○ 毛細血管・・・枝分かれした細動脈と細静脈を結ぶ、網の目状に分布しています。体の各組織では、毛細血管の細胞の壁を通して栄養素⇔老廃物、酸素⇔二酸化炭素の交換が行われます。
2.血液をさらさらにする食べ物
血液を老化させないためには、必要な栄養素を食事でとることも大事です。ビタミンCなどは強い血管を作り、ハリのある肌を作るコラーゲンの生成も促します。
〇 クエン酸・・・酢、梅干し、柑橘類など
〇 EPA・・・イワシ、サバ、サンマなどの青魚
〇 ポリフェノール類・・・赤ワイン、緑茶、ココアなど
〇 ビタミンE・・・ごま、アスパラガス、ピーナッツなど
〇 ビタミンC・・・フルーツ類、ピーマンなど
3.血行促進に効果的なヨガ
<呼吸法>
① 息を吸いながら、お腹→胸→鎖骨の順で空気を送り込むように膨らませる。※お腹に手をあて膨らむのを感じる。
② 息を吐きながら、鎖骨→胸→お腹の順で空気を外に出す。※お腹に手をあて凹むのを感じる
③ ①、②を数回繰り返す。
<血行促進効果のあるヨガ>
① 仰向けに寝る。足の幅は拳骨1つ分くらい開け、両手の平は床に向けて、体の横に置く。
② 鼻から息を吸いながら、腕を弧を描くように上げ回し、バンザイする。
③ 手の甲が床についたら、口から息を吐く。
④ 鼻から息を吸いながら、腕と足で引っ張り合うように縦長に伸びる。※指先と足先(甲をのばす)、又は、指先と踵(踵をけり出す)で引っ張り合う
⑤ 口から息を吐きながら、力を緩める。
⑥ ④、⑤を数回 ※「指先と足先(甲をのばす)」と「指先と踵(踵をけり出す)」を交互に引っ張り合う
⑦ 鼻から息を吸いながら、腕と足で引っ張り合うように縦長に伸びる。※指先と足先(甲をのばす)で引っ張り合う。
⑧ 口から息を吐きながら、再び弧を描くように元に戻す。
4.血行促進に効果的なツボ
〇 三陰交(さんいんこう)・・・内くるぶしの骨のでっぱりから、手の平分上がったところ
[押し方] 親指をツボにあて、気持ちいいと感じる強さで押す。
〇 太谿(たいけい)・・・内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ
[押し方] 親指をあて、気持ちいいと感じる強さで押す。
〇 陽池(ようち)・・・手の甲の手首にある関節のくぼみの中央。
[押し方] 親指で5~6回押す。
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