肩が前側に丸まっていないですか?
長時間、スマホやパソコンをすると、肩が前に丸まって巻き肩になってしまいます。
今回は、巻き肩について、巻き肩改善ストレッチをご紹介します。
自己紹介:Mikiインストラクター
エステティシャン・エステインストラクター&ヨガインストラクター歴約20年。
ヨガは、30代半ばで何か運動しなければヤバイと思い、運動があまり得意ではなく、体も硬かったのですが、躊躇しながらヨガを始めてみました。肩こりがひどく、体の歪み、片頭痛持ちでもあったので、週1回、必ずレッスンを受け、体を動かすことに。
いろいろのヨガを受けましたが、特に、ルーシーダットンは骨盤調整など体の不調を改善でき、また柔軟性がなくても無理なくレッスンに参加できるので、私にはとても合いました。インストラクターの資格を取得するまで夢中に!
巻き肩は、体にいろいろと影響を及ぼします。
現代はスマホ社会なので、どうしても肩が内側に入り込みやすいです。早めのストレッチで解消しましょう。
今回は、
○ 巻き肩の原因は?
〇 巻き肩で起こるトラブル
○ 巻き肩改善ストレッチ
をご紹介していきます。
もくじ:
1.巻き肩の原因は?
巻き肩は、左右の肩が前方の内側に入り込んでいる状態のことで、一方、猫背は肩も背中も丸くなった状態。巻き肩の症状が進行すると猫背になることが多いとされています。
原因は、
○ スマホやパソコン操作・・・スマホやパソコンなど、長い時間前傾姿勢でいると、無意識のうちに首が下を向き、肩が丸まってしまう
○ 横向き寝・・・横向きで寝ると、上半身の体重が肩にかかり、肩が前に出てしまう
見分け方は、肩が耳よりも前に来ている方は巻き肩の可能性があります。
2.巻き肩で起こるトラブル
〇 肩こり、頭痛・・・肩から首が凝り、頭痛まで起こってしまう
〇 四十肩、五十肩で腕が上がらない・・・腕が前に出て、肩甲骨が広がる。この状態が長く続くと腕の付け根から動かすことが難しくなり、腕が上がりにくくなる
〇 下腹がぽっこり・・・お腹が前に突き出てしまい、下腹が出てくる
〇 お尻が垂れる・・・背中が丸くなることで骨盤が後傾し、お尻のたるみにつながる
〇 体調不良・・・筋肉が衰え、体が歪み、体調不良にもなる
〇 老けて見える・・・姿勢が悪くなったり、猫背になるので、見た目が老けて見える
3.巻き肩改善ストレッチ
○ 小胸筋・・・肩~胸を斜めにつなぐ筋肉で、大胸筋の後にある。
○ 烏口突起・・・上腕二頭筋腱短頭や上腕筋、小胸筋の筋肉がつく骨。
<小胸筋をほぐす>
① 横に腕を90度になるように上げ、反対側の手で小胸筋をイタ気持ちいいくらいの強さでもみほぐす。
② 反対側も同様に行う。
<筋肉を緩める>
① 肩関節の少し手前の鎖骨下にある「烏口突起」を押さえたまま、腕を伸ばして前後に小さく振る。 左右約30秒ずつ
② 烏口突起押さえたまま、腕を伸ばして手首をくるくる回す。 左右約30秒ずつ
<ストレッチ>
① うつ伏せ状態で、片腕を横に伸ばす。
② 反対側の手で床を押し、身体を横に向ける。約3分 ※この時、肩が広がり、肩甲骨が真ん中によるのを感じる
③ 反対側も同様に行う。
いかがでしょうか?
巻き肩を防ぐには、日々の姿勢や座り方を改善することも大切です。
ストレッチもしながら、姿勢も意識してみて下さい。
※参考:「正しい姿勢とヨガやツボ押しで日々の肩凝りを改善しましょう!」
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