アロマテラピーはご存知ですか?
アロマテラピーは、植物や果実等から抽出した100%天然のオイル使用し、人間の自然治癒力や免疫力を高めていくことのできる自然療法の一つです。
今回は簡単にアロマを楽しめる方法をご紹介します(^^♪
自己紹介:Mikiインストラクター
エステティシャン・エステインストラクター&ヨガインストラクター歴約20年。20代の2人の娘のアラフィフママです。
私自身、もともと肌が弱く、いろいろの化粧品を試しましたが、しっくりこず、常に自分に合う化粧品を探していました。それなら、自分でキレイにする!という思いでエステティシャンに。
現在は、エステ&ヨガサロンを経営。「自己治癒力を高める」をモットーに、身体の外側&内側からケアのアドバイスをしています。
アロマテラピーは私たちの五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の中の嗅覚に働きかけます。
香りは人の心や身体の健康にさまざまな影響を与えると言われています。
香りに意識を向けて、アロマを楽しんで頂ければと思います。
今回は、
○ アロマとは?
〇 アロマを楽しむ方法 4つ
○ アロマを使用する際の注意事項は?
○ 精油は何種類ある? おすすめの精油6つ
~ ジュニパー・ゼラニウム・ペパーミント・ラベンダー・レモン・ローズマリー ~
をご紹介していきます。
もくじ:
~ ジュニパー・ゼラニウム・ペパーミント・ラベンダー・レモン・ローズマリー ~
1.アロマとは?
「アロマ」は日本語で「芳香」のこと。アロマテラピーは「芳香療法」のことをいいます。
アロマテラピーは、植物や果実等から抽出した100%天然のオイル「精油(エッセンシャルオイル)」を使用して、美容や健康などに利用していくことを言います。
人間本来が持つ自然治癒力や免疫力を高めていくことのできる自然療法の一つです。さまざまな作用があり、精神的効果と肉体的効果の両面からの効果が期待できます。
2.アロマを楽しむ方法 4つ
① 沐浴・・・初めての方でも簡単に楽しむことができます。
<全身浴> 入浴する直前に精油をたらし、十分に深呼吸をして香りを楽しみましょう。
<半身浴> 体の調子が悪い時やのぼせやすい人は体に負担をかけないため効果的です。
<手浴> ボウル等に温かめのお湯をはり、精油をたらし、両手首まで入れて10分ほど温めます。
<足浴> 両くるぶしまで浸かるようなボウルにお湯をはり、精油をたらし、10~30分ほど浸かります。
② 芳香浴・・・暮らしの中でさまざまな香りを楽しめます。
<吸入> 精油を蒸気と共に吸い込みます。マグカップなどにお湯をはり、精油をたらします。または、ティッシュペーパーやハンカチに精油を落として枕元やデスクなどに置いたり、持ち歩いたりします。
<香りのランプ> キャンドルや電気の熱を利用して、香りをたたせる方法です。
○キャンドルを使った芳香拡散器(アロマポット、オイルウォーマーなど)
○電気式芳香拡散器
<フレッシュナー> 精油・エタノール・精製水で作り、スプレータイプの瓶に入れて使用します。
③ マッサージ・・・アロマテラピーのトリートメントの中で主要かつ効果的な方法です。精油を植物油(スイートアーモンド油やオリーブ油など)で希釈して使用します。
④ 湿布・・・患部を温めたり冷やすことができます。
<温湿布>ボウルにお湯をはり、精油をたらします。タオルに含ませ、絞り、患部にあてます。
<冷湿布>ボウルに冷水をはり、精油をたらします。タオルに含ませ、絞り、患部にあてます。
3.アロマを使用する際の注意事項は?
○直接、皮膚に塗らない・・・刺激が強く炎症を起こすことがあります
○絶対に飲用しない
○粘膜(目・鼻・口の中・生殖器など)へ使用しない
○子供やペットの手の届かない場所に保管する
○高温・直射日光を避けて保管する
○オイルは100%天然で、完全でなければならない
○レモンなどの柑橘系の果皮より抽出したエッセンシャルオイルは、日光に当たると光毒性を示すため、皮膚に付けたまま外出しない
○妊娠中の場合は、使用できないエッセンシャルオイルがあります
○使用中や使用後に気分が悪くなった場合は、すぐに使用を中止する
4.精油は何種類ある? おすすめの精油6つ
アロマテラピーに用いられるエッセンシャルオイルは主に30種類くらいあります。
その内おすすめの6種類をご紹介します。香りは言葉では表現しにくいので参考までにして下さい。
① ジュニパー・・・お酒の「ジン」の香り、ウッディな松ヤニのような香り。
頭脳明晰作用があり、精神の目覚めや意欲を促し集中力を増してくれます。また、排泄を促すことによって、新陳代謝を促し、身体の機能を活発に高め、身体を浄化して温めて整えます。筋肉痛や関節痛、月経痛を緩和します。
② ゼラニウム・・・甘く優しい香り。
精神と肉体のリズムのバランスを整え、不安を鎮め、精神を明るく高揚させる傾向にあります。また、心身の緊張による情緒不安定を癒し、ストレスを和らげてくれます。月経前の不快な症状や月経痛、更年期障害を和らげます。むくみを改善する働きもあります。
③ ペパーミント・・・清涼感のある香り。
頭をスッキリさせ、気分をリフレッシュします。また、胃腸系の不調にも効果があります。精神疲労や眠気を拭い去り、吐き気や乗り物酔い、時差ボケ、頭痛、花粉症、鼻づまりに用いられます。
④ ラベンダー・・・爽やかな香り。
優れた鎮静作用があり、心と身体の両方を鎮静してくれます。心の面では、精神的なリラックス作用があり、身体の面では皮膚の炎症やかゆみなどに用いられます。また、消毒殺菌、抗ウイルス作用などもあります。筋肉痛、各種の感染症にも有効。自律神経のバランスをとったり、身体全体の免疫力をあげる効果があります。
⑤ レモン・・・フレッシュな香り。
気分転換や気持ちの切り替えを通じて、心に明確さと理解力、集中力を与えてくれ、精神疲労からくる頭痛や身体の不調を癒してくれます。また、消毒殺菌効果に優れている。
⑥ ローズマリー・・・樟脳(カンフル)のようなツーンとした香り。
心身の感覚を目覚めさせ、刺激作用や頭脳明晰化作用があります。精神的な過労や無気力、記憶力減退の改善に役立ちます。血液の循環を促し、発汗作用、利尿作用があるので老廃物を除去します。筋肉痛、痛風、リウマチ痛などを緩和すると言われています。