お顔にもいろいろのツボがありますが、ご存知ですか?
「目の疲れに効く」ツボや「顔のむくみに効果がある」ツボなどがあり、押し方にもルールがあります。
今回は各ツボの効果と押し方をご紹介します。
自己紹介:Mikiインストラクター
エステティシャン・エステインストラクター&ヨガインストラクター歴約20年。20代の2人の娘のアラフィフママです。
私自身、もともと肌が弱く、いろいろの化粧品を試しましたが、しっくりこず、常に自分に合う化粧品を探していました。それなら、自分でキレイにする!という思いでエステティシャンに。
現在は、エステ&ヨガサロンを経営。「自己治癒力を高める」をモットーに、身体の外側&内側からケアのアドバイスをしています。
顔にはツボがいっぱいあります。
例えば、目が疲れた時、何気に目元に手が行きますよね。その時にツボも一緒に押すとさらにリフレッシュでき効果もアップ!
各ツボの効果や押し方を理解し、体の不調を改善してくださいね(^^♪
今回は、
○ ツボ押しの効果
〇 ツボの押し方
○ お悩み別・効果のあるツボ
<目の疲れ>
<顔のむくみ>
<抜け毛>
<花粉症>
<口内炎>
をご紹介していきます。
もくじ:
1.ツボ押しの効果
ツボは体表面に現れる体の不調を知らせる(トラブルの)サインと言われています。
東洋医学では、人間が生命維持のために不可欠なエネルギーを「気(き)」、血液と同じ概念で言われているのが「血(けつ)」。この「気」と「血」の通り道が「経絡」です。
ツボを刺激することで、経絡を通じて不調の部分に働きかけ、滞っていた「気血」の流れがスムーズになります。その結果、血液や新陳代謝、免疫力が改善され、自然治癒力がアップし、体調が回復します。
2.ツボの押し方
ツボの押し方は、症状やツボの位置によって押す方法を使い分ければ効果もアップします。
ツボを押すのは、いつでも大丈夫ですが、お風呂上りなど血液の巡りが良くなってリラックスした状態がベストです。また、熱があったり、炎症を起こしているところ、手術後、腫瘍がある方、妊娠初期・臨月の方は避けましょう。
例えば、
◆ 体が緊張したり高ぶっている時は、押す、もむ、たたく、こねる が良いです。
・押す … 指や手の平を使い、息を吐きながら力を加え、吸いながら力を抜く
・もむ … 手の平や手の平の付け根、指の腹全体を使い、ゆっくりと軽くもむ
・たたく … 握った拳の小指側や手刀で、トントンとたたく
・こねる … 指の腹でツボ部分にゆっくりと刺激が行き渡るようにこねる
◆ 体の機能が低下している時は、なでる、ふるわせる が良い
・なでる … 手の平や指をあて、すべらせるように軽くなでる
・ふるわせる … 手や足の指を軽くつかみ、5秒前後、引っ張りながらふるわせる
3.お悩み別・効果のあるツボ
<目の疲れ> 眼球を支える筋肉の緊張がほぐれる
〇 攅竹(さんちく)・・・左右の眉頭のきわ
[押し方] 両手の人差し指を左右のツボにあて、気持ち良いと感じる強さでゆっくり押す。
〇 晴明(せいめい)・・・鼻の根元と目頭の内側の中央のくぼみ
[押し方] 中指で、鼻筋の中心に向かって、気持ちいいと感じる強さでゆっくり押す。
<顔のむくみ> 水分代謝が促進される
〇 頬車(きょうしゃ)・・・耳たぶの下と下あごの角の中間
[押し方] 人差し指をツボにあて、気持ちいいと感じる強さでゆっくりと押しては離すを繰り返す。強く押し過ぎないこと!
<抜け毛> 頭部の血行を促す
〇 上星(じょうせい)・・・前髪の生え際の真ん中から親指の幅分上がったところ
[押し方] 両手の人差し指を重ね、頭の中心に向かってゆっくり押す。
<花粉症> 鼻水や目のかゆみを抑える
〇 攅竹(さんちく)・・・左右の眉頭のきわ
[押し方] 両手の人差し指を左右のツボにあて、気持ち良いと感じる強さでゆっくり押す。
〇 鼻通(びつう)・・・左右の小鼻の上
[押し方] 両手の人差し指をあて、鼻をはさむようにやや強めに押す。
いかがでしょうか?
ツボの効果もさまざまですよね。
ツボ押しをプラスして、快適の日々をお過ごしください(^^♪
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