首のコリは感じていますか?
長時間のスマホやパソコン作業が多いと首に大きな負担がかかります。
今回は、首コリの原因と首コリをボールでほぐす方法をご紹介します。
自己紹介:Mikiインストラクター
エステティシャン・エステインストラクター&ヨガインストラクター歴約20年。
ヨガは、30代半ばで何か運動しなければヤバイと思い、運動があまり得意ではなく、体も硬かったのですが、躊躇しながらヨガを始めてみました。肩こりがひどく、体の歪み、片頭痛持ちでもあったので、週1回、必ずレッスンを受け、体を動かすことに。
いろいろのヨガを受けましたが、特に、ルーシーダットンは骨盤調整など体の不調を改善でき、また柔軟性がなくても無理なくレッスンに参加できるので、私にはとても合いました。インストラクターの資格を取得するまで夢中に!
頭の重さは4~6キロもある為、姿勢の悪さは首への負担が大きくなります。
また、首周辺には多くの神経が集中している為、首凝りの症状が悪化すると自律神経系にも大きな影響を及ぼします。
今回は、
○ 首の後側の筋肉について
〇 首コリの原因
○ コリをボールでほぐす方法
をご紹介していきます。
もくじ:
1.首の後側の筋肉について
首から肩にかけての筋肉は、上層・中層・下層の3層で構成されています。上層や中層の筋肉は、首コリや肩コリに影響します。下層の筋肉は、首コリに大きく影響します。
<上層>
〇 僧帽筋・・・首の背部にある筋肉。僧帽筋は腕の働きを助け、肩甲骨を正しい位置に安定させる役割がある。
<中層>
〇 頭半棘筋・・・頭板状筋の下にあり、頭蓋骨から背中まで走る筋肉。頭を後に反らしたり、首を横に倒したり振り向く時に働く。
〇 頭・頸板状筋・・・首の骨の後側にある筋肉。頭を後に反らせたり、頭部を回旋させたりする作用がある。
〇 肩甲挙筋・・・首から肩甲骨についている筋肉。肩をすくめる、首を傾ける動作に作用する。
<下層>
上頭斜筋・下頭斜筋・大後頭直筋・小後頭直筋の4筋があり、後頭下筋群と呼びます。
後頭部から首をつなぐ小さな筋肉で最深部にあります。頭と首を支える土台のような役割をし、目や頭の動きに合わせて、顔の向きを細かく調整しています。頭痛の代表的な原因筋でもあります。
2.首コリの原因
原因はいくつかありますが、主に
〇 長時間のスマホやパソコン作業での姿勢の乱れ・・・首に大きな負担
〇 眼精疲労・・・目の周辺の筋肉の緊張が首や肩に伝わります
〇 冷え・・・筋肉の緊張が起こる
〇 ストレス・・・筋肉の緊張が起こる
〇 高さが合わない枕の使用・・・筋肉の緊張が起こる
など、首周辺の筋肉が緊張することで起こります。
3.コリをボールでほぐす方法
テニスボールを使用してほぐしていきます。首を温めて血流を良くすると尚良いです。
① 首の付け根から背骨のでっぱりの位置まで、首の骨(頸椎)のわきをほぐします。
② 首の付け根にボールをあて、優しく圧迫しながら、コロコロと円を描くように行う。左右4カ所。
いかがでしょうか?
首を動かして首に強い痛みを感じる時は、ほぐすのは控えて下さい。
首と連動している筋肉・肩甲骨や背中などもストレッチすることで首凝りも解消できますので、併せてストレッチしてみて下さいね。
※参考:「首のストレッチで首周りの凝りをほぐし~」
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